CSR / SDGs企業の共同教育CSRとして
CSRやSDGsの取り組みで評価される時代
CSR・SDGsが求められる時代
企業は、法令を遵守して経済活動を行い利益追求するだけでなく、自然環境や社会環境への影響にも責任を持ち、社会と企業の利害関係者の要求や期待にも責任を持って意思決定しようという考え方がCSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)です。昨今では、一歩踏み込んで、CSRは自社の商品・サービスの社会的意義(貢献)や共通価値があるのか、倫理性を兼ね備えた信頼できる企業であるのか等を発信する役割も担っています。特に、「教育CSR」は、次世代の人材育成や社会貢献として重要です。
さらに、SDGs(Sustainable Development Goals:国連が提唱する持続可能な開発目標)でも、質の高い教育の普及は、発展途上国のみならず、先進国でも重要とされています。
このSDGsの普及により、企業がCSRやSDGsに取り組んでいるかによって、投資先や取引先に選ばれ、消費者に商品やサービスが購入されるようになってきました。もはや、企業の規模や国内外に関係なく、CSRやSDGsに取り組んでいることが当たり前の時代が来ていると言っても過言ではありません。
低コストでCSRを始め、企業価値を高めるしくみを
しかし、CSRやSDGsに取り組みたいと思っていても何から手をつけて良いのかわからない、自社に最適なCSRやSDGsの内容は何か、CSRに取り組む時間的・人的・予算的余裕がない等、CSR事業をためらう経営者の方も多いことでしょう。
そのような経営者の皆様のお声を踏まえ、SELSIでは、「教育CSR」事業を始めようと考えている経営者の皆様と教育活動に取り組みたいシニア研究者(定年退職をした大学教授や研究者ら)とが協力し、自然科学教育プログラムを「共同教育CSR」事業として行っています。
この「共同教育CSR」事業としての自然科学教育プログラムは、企業や社会に共通する自然科学のテーマを取り上げ、シニア研究者らが子どもたちにSDGsの内容を含む自然科学教育を行っています。また、子どもたちに自然科学の魅力を伝えたり、子どもたちの科学的思考力を伸ばしたりするだけでなく、企業や社会とのつながりも伝えていきます。そのため、各企業で専門の職員を配置することやCSRのために多くの時間をとられることはありません。
また、参加方法もシンプルで、「共同教育CSR」事業に参加希望の企業の皆様が賛助会員※(年会費12,000円/1口~)として入会すれば、「教育CSR」がすぐに始められるようになっています。
このように、「共同教育CSR」事業により、時間的・⼈的・経済的コストを抑えつつ、速やかに質の高い「教育CSR」を導入することができます。
CSRやSDGsへの取り組みは企業価値を向上させ、事業の安定化、円滑な資金調達、新規事業の創出、より良い人材確保等を実現します。企業規模が大きくなりCSR事業に取り組まなければならない企業の方だけでなく、コロナ禍を乗り越えるために新規事業に取り組み始めた企業の皆様、高い技術力を持ちながらも新卒求人に応募者が集まりにくい中小企業の皆様にも、この「共同教育CSR」事業をご活用いただけますと幸いです。
※入会には要件があります。詳しくは事務局までお問い合わせください。